臨床研究班

外傷班

整形外科領域の外傷に対する最先端の治療
       ~低侵襲で先進的な治療を最新の設備で~

 当院の救急体制は、二次救急を主体とした診療を行っておりますので、外科系救急患者さんの約80%は、骨折、脱臼に代表される整形外科領域の外傷により来院されます。こうした患者さんに対して、手術療法を要する場合には、受傷当日の緊急手術あるいは可及的早期に手術を行うことができるような体制を敷いています。最も多い骨折の治療に際しては、一般的な骨接合術のほか、低侵襲手術の導入や新たな骨補填材料の使用など、最新の知見を取り入れた治療を最新の設備で行っています。

主な基礎研究

吸収置換性人工骨β-TCPを用いた骨形成や骨軟骨欠損の修復に関する研究

田中孝昭 国立病院機構宇都宮病院副院長・臨床研究部長 【研究指導者】
 田中孝昭 客員教授
 国立病院機構宇都宮病院副院長・臨床研究部長

主な臨床研究

 これまでに得られた基礎研究結果を基に新たな骨折治療法の開発を行っています。

 β-TCPは吸収され骨に置換される人工骨でありますが、ブロック状では複雑な形状をした骨欠損部への充填が困難で、顆粒状では欠損部から漏出するなどの問題がありました。そこで欠損部への補填方法の工夫として、顆粒状β-TCPとヒアルロン酸を混合したペースト状でインジェクタブル(注入可能)な骨補填剤を開発しました。大・小転子が転位した不安定型大腿骨転子部骨折に対して同技術を用いたFGF-2を含む骨補填剤を臨床応用しています。

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